「汚れた英雄」全四巻、 大藪春彦、著

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だいぶ前に読み終わったものだけれど、こちらにもupしておく。

大藪春彦さんの「汚れた英雄」を読み終えて、放心状態です・・・。眉間にシワを寄せながら読みました。
名作ですね・・・。
二輪レースの黄金期を完全燃焼して駆け抜けた、孤高の天才ライダーの生涯を描いた小説なんだけど。
ギラギラしていて、はかなくて・・・どんな言葉を使って、褒めちぎっても、陳腐なぐらい素晴らしい作品でした。北野晶夫の生涯と共に、光輝く宝石のような作品です。
魂を揺さぶられました。
忘れられない小説がひとつ増えました。北野晶夫は僕の心の中で永遠に生き続けるでしょう。
大藪春彦さんの偉大さを思い知りました。
ふぅ~・・・ため息しかでません。余韻に浸っています。