「スターウォーズ・EP3」完全版

スターウォーズ・エピソード3」。2回目、観てきました!
ところが、疲れがたまっていたせいか、軽く居眠り(泣)
睡魔と闘いながらの鑑賞となってしまいました・・・。
というわけで、以前、書いた記事に加筆することにしよう。

今回は、何故アナキンがダークサイドに堕ちるのか、ダースベイダー誕生の秘密が明らかにされるわけです。物語全体の肝であると同時に、旧3部作と新3部作がどう繋がるのかも興味を持って観ました。

「エピソード1,2」は映像は素晴らしいけれど、叙情性に欠け、テンポが一昔前の映画なんですよね。なんだか淡白な印象を受けました。はっきり言って、時代遅れの監督が、最新の技術で映画と創ったという感じ。だったのですが、今回はやってくれました。

映像はもちろんスケールアップしています。
始まりの宇宙の戦闘シーンから、いきなり度肝を抜かれます。
でも、やっぱり映画は脚本ですよね。
息をもつかせぬスリリングな展開と、今回は人間が描けていました。
アナキン役のヘイデン・クリステンセンは本当に素晴らしい役者さんですね。
ダークサイドに堕ちるアナキンを見事に演じきっています。
彼がいなかったら、新3部作は完成しなかったでしょう。
愛するものを救いたいがために力を欲っし、欲望が膨れ上がるアナキン。
全ての歯車が狂っていって、最後は何もかも失ってしまう。
ダースベイダー誕生の謎が、悲劇として見事に描かれています。
パドメの死の真相も悲劇性をより高めるものでした。
物語の落としどころも見事で、旧三部作へのリンクも文句なしでした。

オビ=ワンは強いのか弱いのか分かりませんね??でも大好き。
普通のジェダイ弱すぎない??

それにしても、本当に良かったぁ。
最後のピースがはめこまれて、「スターウォーズ」全体が、これまで以上に輝くことでしょう。
映画史に残る名作ですね。

今回は2回目の鑑賞だったのですが、また観たいです(笑)