「ゴッホ展」 国立国際美術館、大阪・中之島

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大阪の中之島国立国際美術館で開かれている「ゴッホ展」に行ってきました。
ゴッホを大好きな友達が行くというので、面白そうなので着いていきました。
僕はゴッホに特別な思い入れがあるわけではないのですが(ジョルジオ・キリコ?が好きです)、はっきり言って、良かったです。とても良かったです。
やっぱり、生は違いますね。
もう二日が過ぎているので、感動は薄れつつありますが、本物は良かったです。
ゴッホって暗いイメージがあったのですが、そんなイメージは(一部)払拭されました。
パリ時代は明るくて、試行錯誤が見えて、芸術家仲間たちと切磋琢磨している様子が目に浮かんできました。
アルル時代は、ゴッホの黄金期ですね。アルルに滞在した15ヶ月の間に、200点にものぼる作品を描いたそうです。実際に作品もゴッホカラーを確立して、一番力強さを感じました。
その中でも、「黄色い家」が印象的でした。長くは続かなかったけれど、ゴーギャンを迎え入れて、幸せだったのだろうなぁという感じが伝わってきました(勝手な想像です)。
サン・レミの病院に入院してからの作品は、どんどん線がうねっていって、精神の錯乱を感じさせます。「糸杉と星の見える道」が印象的です。僕がイメージしていたゴッホです。
なんだか、静かで物悲しさを感じさせます。
今回の「ゴッホ展」は、作品を通して、ゴッホの画家人生を総括する素晴らしいものでした。

帰りに、友達が買ったゴッホの絵を見たり、この記事のために画像を取り込んでみたのですが、生で見た感動は味わえませんでした。
機会があれば、ぜひ一度、生でゴッホの絵を見てみてはいかがでしょうか。

ゴッホ展・孤高の画家の原風景」ホームページ→http://gogh.exh.jp/index.html

写真は上から、
夜のカフェテラス」(1888年)
「黄色い家」    (1888年)
「糸杉と星の見える道」(1890年)
の順です。