精神科へ行こう!

この記事をご覧になっている方は、おそらく既に、精神科もしくは心療内科へ通院されている方が多いだろう。
みなさんは、精神科や心療内科というものに抵抗や偏見はを持ったりしていなかっただろうか?
僕は思いっきり偏見を持っていたし、とても抵抗があった。
僕の場合は「カッコーの巣の上で」や「ターミネーター2」といった映画のせいだと思う。
僕は別にこういった映画を責めているわけではない。
カッコーの巣の上で」は素晴らしい映画だ。「ターミネーター2」も素晴らしいエンターテイメント映画だと思うし、大好きな映画でもある。
ただ、本当の精神科や心療内科といったもへの知識や認識が乏しいことは悲しいことだと思う。
精神科や心療内科へ行けば、救われるはずが、独りで苦しんでいる人が日本にはたくさんいると思う。
エンターテイメントとして、精神科や心療内科を描く作品があってもいいと思うのだが、精神科や心療内科の実像を世間一般に広めて、偏見や抵抗感をなくす必要があると思う。

僕の場合は、過労で倒れてから、1年半以上、内科に通い続けたが、神経性胃炎や不安神経症と診断され、パニック障害とは見抜いてくれなかった。
病状が良くなる気配もないし、精神的に限界だったので、心療内科に通っていた友達の強い勧めがあって、仕方なく心療内科に行くことになった。
心療内科の先生に症状を説明すると、すぐにパニック障害だと診断されて、詳しい説明をしてくれた。そして、治りますよと言われた。体調不良の原因がハッキリして、治ると言われたときは涙がでそうだった。もっと早く心療内科へ行けば、長い間、独りで苦しまなくてもよかったし、病気の対処法もわかったのにと少し後悔した。

ただ、精神科や心療内科は、心の問題を取り扱うので話は簡単ではない。心のレントゲンもなければ、心のCTスキャンも発明されていないので、内科や外科以上に、患者と医師のコミュニケーションが重要になってくる。だから、相性が大切なのだ。相性のイイ医師を選ぶ必要がある。それから、心療内科を渡り歩いている友達の話によれば、とんでもない医師がいるそうだ。これが、精神科や心療内科への偏見や抵抗感の原因のひとつかもしれない。難しいかもしれないが、イイ病院を選ぶ必要もありそうだ。

もし、内科に通院しても、解決できない病気や体調不良があったら、1度は精神科へ行こう。
簡単に原因がわかるかもしれない。
そして、対処法も見つかるかもしれない。
精神科は怖くない。
イイ病院を見つけさえすれば・・・。

追って、補充します。