「涼宮ハルヒの憂鬱」谷川流

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なんだか、久しぶりの読書日記になってしまったよ。
と言っても、本を読んでないわけでありません。
それどころか、活字中毒で、毎日、2~3時間は読書してるよ。
でも、上手く感想を書けないし、読んでいる本が今時でなくて、マニアックだから、それについて書いても、みんなわからないかな~みたいな。
でもでも、最近はちょっとだけ流行に乗ってみたりして、西尾維新さんや乙一さんや「マリア様がみてる」なんか読んだりしてるよ。ライトノベルっぽいのが中心だね。

さて、今日は「涼宮ハルヒの~」のお話だね。
なんだか、メディアやネットでも、すんごく話題になっていて、気になっていた作品。
読んだ感想は微妙~。
「マリア様が~」ほどの完成度もなく、西尾維新さんや乙一さんと、比べると、筆力が段違いかも。
主人公が高校生の一人称だからと言えば、それまでなんだけど、文章が稚拙。
それにストーリーがライトノベルとは言え、ライトすぎるかも。
ライトノベルって、こんなものなのかな?
でも、アイデアは大好きだね。
古典的なSFと萌え文化をミックスしたような感じかな。
SFの要素を取り入れて、お話を展開しながら、オタクの願望も満たしているところが、ヒットの要因かな。
きっと、今、噂になっているのは、アニメのほうなんだろうな。
だって、このアイデアで、アニメを作ったら、面白そうだもん。
見てみようかな~。

マリア様がみてる」を初めて読んだときも、期待はずれだったけれど、キャラクターに感情移入したら、これもありかなって感じで、楽しめたから、「涼宮~」ももう少し読みたい気分。みくるちゃんがかわいいから(←ハマってる!?)、ギリギリ合格の70点って感じ。

現実に退屈していて、宇宙人、未来人、超能力者がいたら面白いだろうな~っていう子供の心を持っている人や、美少女たちに囲まれた学園生活なんかを夢見ているオタクな心を持っている人なら、あまり期待せずに、一読してみたら、楽しめるかもな作品でした。続きがあるから、次に期待。

それから、「マリア様がみてる」のときも感じたけれど、今回も表紙や挿絵の重要さを思い知った。
涼宮ハルヒ~」の絵が、イメージする涼宮ハルヒにぴったりで、小説の稚拙さを補っていると同時に、作品のイメージを膨らませてくれると思った。ハッキリ言えば、この絵とタイトルで勝ったも同然なんだよね。


☆内容(「BOOK」データベースより)
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた―。第8回スニーカー大賞大賞受賞作。
(アマゾンより抜粋)