届かぬ想い

結局、「忘れられない女」は、エッセイでもなく、詩でもなく、小説でもないものになってしまった。

それでも、形式にはとらわれずに、ぼくは書き続ける。

そして、ネットの海に垂れ流す。

この想いが忘れられない女に届くことはないだろう。

でも、誰かに届いた想いが、その誰かの心に響くものがあったら、ぼくは少しは救われるかもしれない。

書き終わったときに、何かが変わることを信じて、ぼくは書き続ける。