スティーブン・キング

スティーブン・キングという作家をご存知でしょうか?
世界的大ベストセラー作家だというのに、日本での知名度はイマイチのような気がします。
でも、この作家の名前を知らなくても、「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」「ミザリー」「シャイニング」という映画を観たことがある人はたくさん、いるでしょう。
彼の小説が原作になった映画たちです。

キングは外国の作家のなかでは、5本の指に入るくらい僕の大好きな作家です。
どうして、日本では知名度がこんなに低いのだろう。
おそらく、あの分厚さがいけない。
キングの小説はとにかく分厚い。
2分冊は当たり前、下手したら、4分冊や5分冊の本も少なくない。キングを知らない人は手に取る気にならないだろう。
一度、キングの味を知ったら、とても心地よいんだけどな。
キングの特徴は読み始めたら止まらなくなるドライブ感と、読み終わる瞬間の読後感の良さに尽きると思う。結構、途中はたるんだりするけれど。
代表作はいっぱいあるけれど、僕のお気に入りは「スタンド」「IT」「暗黒の塔シリーズ」あたりかな。ただし、「暗黒の塔シリーズ」は2巻から読むことをお勧めします。

村上春樹吉本ばななが尊敬している作家だといえば、少しは読む気になってもらえるだろうか。