バトル・オブ・パニック・ディスオーダー

洋画の新作のタイトルではない。
大げさかもしれないが、今の僕の心境だったりする。
以前、メンタル系のサイトを見ているときにも、感じたのだけれど、パニック障害の人は鬱病を併発しているケースが多い。
初めて、心療内科に行ったとき、パニック障害を放っておくと鬱病になると言われた。
僕がすでに鬱病になっているのではないかと、先生に質問すると、人と話したいと思ったり、外部との繋がりを持とうとしている間は、まだ鬱病ではないと言っていた。
鬱病になると、外部との繋がりを切って、内に引きこもるようになるらしい。

鬱病という病気は、僕にとっては他人事ではない。
パニック障害になると、当たり前のことが、当たり前にできない。行動も限定される。
友に救われ、ブログに救われ、読書に救われ、今はなんとか耐えている。
でも、退屈な日常に心が蝕まれていく。

僕の感覚ではパニック障害は治すというより、克服するというのが当てはまる気がする。
薬を飲んで、家で大人しくしていても、良くはならない。
少しずつ、自分ができる事を増やしていって、少しでも普通の生活に近づけようと地道なリハビリを続けている。
パニック障害を克服して、社会復帰をするのが先か、退屈な日常に屈して、鬱病になるのが先か。
やっぱり、「バトル・オブ・パニック・ディスオーダー」パニック障害との闘いという言葉が、今の僕の心境にぴったりと当てはまる。